放送当時に一度発売されている本アイテムですが、『天空のエスカフローネ』の放送20周年、さらにスタジオ・ハーフ・アイの創業20周年を記念して約20年ぶりの再販となっています。再販するにあたって、内部構造や外見など、さらなる改良を加えた「可変エスカフローネ・リバイバル」をとくとご覧あれ!
エスカフローネ
発売した当時のプロポーション・ギミックはそのままに、外部に露出したネジを目立たなくする工夫が施されています。また、マントは布製に変更され、リアルさが増しています!
マントを外した状態がこちら。後ろもネジ止め箇所が露出していません。
ちなみに、旧作がこちら。ネジ止め箇所が若干目立ち、全パーツの塗装も必要で、マントもレジン製となっていました。見比べると、リバイバル版の進化がすさまじいことがわかりますね!
再現度が非常に高い頭部パーツは、なんと旧作のまま! なお、キット版で塗る箇所は目の部分などの細かい箇所だけで済むそうです。
肩アーマー内部のネジを外すことで分解ができ、動かすことによるネジの緩みを調整することが可能です。また、股関節やヒザ、足首等も同じようにアーマーを外して調整ができます。
各部のカラーリングは塗装ではなく、成形色によるもの。エスカフローネの特長でもある“イスパーノ・ホワイト”が無塗装で表現できるのも、技術向上に20年もの歳月を積み重ねてきたスタジオ・ハーフ・アイがなせる業! これによりキット版でも、塗装せずに組み立てるだけでイメージに近い仕上がりになります。
オプションパーツ
付属品は交換用手首、剣、マント、飛竜形態時の翼、バァン・ファーネルと神崎ひとみのミニフィギュアとなっています。
翼も先の説明と同様に、成形色でカラー分けされています。独自技術で成形の際に表の赤色と裏の白色を分けることができるとのこと(下写真の青丸部分は別パーツとなります)。
裏面に赤色が透けていないのもポイントです。
エスカフローネのメイン武装の剣。刃や柄なども色分けパーツで構成されています。
マントにはワイヤーが内装されているので、自由な形を維持できます。旧作のレジン製ではできなかった、ダイナミックなポーズが可能に。なお、マントは素材を吟味し、1つ1つ手作りしているそうです。
マントの形を変えることで、後姿や立ち姿などがバッチリ決まります。作中のような風にひるがえる流麗な表現が思いのまま!
変形ギミック
本アイテムの目玉である飛竜形態への変形ギミック。設定どおりの変形を忠実に再現している機構は必見です!
まずは、マントを外します。
背中のブロックを大きく開き、頭部を後方に展開(この時、頭部先端を内部に押し込みます)。肩を後方にずらし、ストッパーとなっている付け根のボールジョイントを外した状態にします。そして、矢印方向に頭頂部を竜頭部内部へ差し込みます。
竜頭上部を後方へスライドさせてガイメレフの頭部をロックし、フレームの可動を使い、胸から竜の頭を引き出します。
カブトを180度回転させて顔面を覆います。フレームをまっすぐ伸ばし、竜首基部をガイメレフ頭部位置まで移動。さらに、バックパック白装甲部分を基部ごと上方へスライドさせます。
グレー装甲内部の三角形のユニットを回転させて露出し、白装甲とグレー装甲を閉じ、最後に胸の白装甲を引き上げます。これで、頭部の変形が完了です。
次に脚のスネに格納されている竜の足を引き出します。同時に胸部の竜の腕も引き出します。
全体をひっくり返して、脚のふくらはぎにあたるユニットを足首ごと引き起こし、レールに沿って180度ねじり回転させながらスライドさせます。さらに、足首上部のフレームを伸ばし、足首関節で180度横回転させてから、足の甲が下を向くようにまっすぐ可動させます。
股関節を引き下ろして両脚の幅を狭めます。ヒザ関節の下にある横ロール軸でヒザ下全体を90度回転させて、脚の接合面を向かい合わせます。
各内部のロック機構にパチッとはめて固定すれば、尻尾の完成!
手首を収納し、肘を90度曲げ、肩アーマー内部に折りたたまれているフレームを引き出します。上腕部を180度回転させ、腕を肩アーマー内に納めるように移動します。後は、付属の翼パーツを取り付ければ完成です。
エスカフローネ・飛竜形態
全長、幅が約39センチのビッグスケールとなった飛竜形態。旧作品の構造を生かしつつ、各関節部を強化することで、巨大な飛竜形態のバランスを維持することができます。
首の可動域は下写真の通り。グッと持ち上がるので、様々なポーズが取れますよ!
スタジオ・ハーフ・アイの通販サイトで購入すると付属するスタンド。飛竜形態の胴体を乗せるだけバランスがとれる優れもの。
背中中央には騎乗席が設けられているので、ここに付属のミニフィギュアを取り付けることができます。
主人公のバァン・ファーネルとヒロインの神崎ひとみ。極小サイズのミニフィギュアの作りこみにも注目です。
なんと、このミニフィギュアのほとんどが色分け成形となっており、組み上げるだけで写真のように仕上がります。塗っているのは剣のつかなどの細かい部分だけとのこと。
リボンや制服のモールド、靴の細部までディテールが非常に細かい! 肌色もスケールフィギュアと同じような色合いとなっています。
飛竜形態をいろんな角度から撮影。上から見ても下から見てもすごい迫力です!
最高クオリティの「可変エスカフローネ・リバイバル」、いかがだったでしょうか? 長い年月の間に蓄積された技術と作品愛がギュッと凝縮された本アイテムはファン必携ですよ! また、2018年2月18日(日)に千葉・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル 2018[冬]」のディーラーブースにスタジオ・ハーフ・アイ(卓番:6-18-01)が出展します。イベントにて今回紹介した「可変エスカフローネ・リバイバル」が展示されるほか、その場で予約もできるので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
なお、本アイテムの受注期間の締め切りが迫っております! 当時買えなかった、イベントにいけない方は今すぐご予約を!
>>可変エスカフローネ・リバイバル注文ページ
DATA
可変エスカフローネ・リバイバル
組み立て着色済み完成品
素材:着色成型レジンキャスト製
全長:ガイメレフ(人型)時・約20センチ、飛竜形態時・約39センチ
原型製作:高島肇
発売元:スタジオ・ハーフ・アイ
価格:キット版・48,000円(税抜)/完成品版・64,000円(税抜)
2018年8月下旬発送予定
関連情報
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